クリニカルセラピストKeiko と美容家Caoruのスペシャル対談が実現。日本だけでなく世界中の国で活躍している二人が本音で語る対談式のコラムです。
第5回目は、毎月開催しているインスタライブとクリーンビューティーレッスンについて。Keikoが伝え続ける本当の理由とは?
▼プロフィール
Keiko
クリニカルアロマセラピスト。英国アロマセラピーカンパニーブランドディレクターでトレーニングスクールの学長を務める。卓越した美容技術、知識、ビジネスセンスを持つ。イギリス在住。
Caoru
各界のVIPや大女優をそのゴッドハンドとホスピタリティで虜にしてきた美容のスペシャリスト。美容コンサルティング、企業プロデュース、認定講師など多方面に活躍中。日本ビューティープロフェッショナル協会代表理事を務める。日本在住。
4月、5月は、どんな季節?-
Caoru:4月、5月の日本は、例えば仕事や学校の年度初めがあって
入学式や転勤で移動や新生活、スタートということ起こる時期ですね。
その新年度などのスタートのために、3月がものすっごくいそがしくて、
疲れがたまってちょっと体調を壊しやすくなっている人が多い時期なんですが、イギリスは、4月、5月でそういうことはないですか?
Keiko:そうですね、イギリスの新年度は9月からです。
うちの息子も夏休みが終わって、新しい学級がはじまります。
Caoru:じゃあ、4月、5月に関していつものペースと変わらないのと、夏がそんなに暑くならいんですよね。羨ましい。
Keiko:そうですね。日本のようにじめっとした湿気がなくて、カラっとしていて。
そういう点では本当に住みやすいと思います。
Caoru:いそがしい時期にともなって、その季節の変わり目による敏感になりやすい肌や気持ちの課題の対策が知りたいと思うんですけど、Keikoさんのお勧めって何かありますか?
Keiko:そうですね、この時期はね。
本当にいい質問をいただけたなと思います。
ここ最近、じつは相談がものすごい増えています。毎日のたくさんの相談者の方から肌の写真も届きます。
イギリス国内もそうなんですけれども、この間テニスに行ったら去年の11月に引っ越してきたばかりの香港の女の子と一緒になって。
その子が水が合わないのか、季節の変わり目が悪いせいなのかちょっと分からないんですけれども、背中一面がまっ赤になってしまって痒いと。
それだけではなくて、手を消毒しすぎてアルコールの使い過ぎでアレルギーで、そこからアトピーに変わってきてしまって。
そして肌、お顔も荒れてしまっている状態でした。
この時期は、やっぱり変わりやすいのでまず体の方では免疫を高めてもらうこと。
それから、お肌、顔の方では、そうですね例えば、原因が花粉であれば取り除くということや、炎症が起きた時にはすぐに鎮めること。
それから、アロマセラピーで精油やハーブもそうなんですけど、使っていると自然に免疫がついてきますし、あと痒い所は、炎症を抑えてくれたりもするんですよね。
だから、未然にひどくならないで防げるにはすごく良い方法なんです。
Caoru:なるほど!
ということは、まず大事なこととして、季節の変わり目の敏感な肌には、中から免疫を高めることが大切なことと。
免疫を高めるためにアロマやハーブを使ったり、身近な生活に取り入れてみること。
あとは、季節で敏感になりやすいお肌の炎症などは、まず鎮静をすること。
それを徹底してお伝えしてるという感じですね?
Keiko:そうですねでやっぱり目指すところはその将来、周りの環境に左右されない気持ちやお肌を作っていくのが理想ですよね。
Caoru:そうですね。
Keiko:敏感な方は、最初からいろんなものが使えないので少しずつお手入れの方法を見直してみたり、使えるアイテムを増やしてみたり、体を強くしていけるように年間を通じてやっていくことが大事で、アドバイスをしている方もいます。
うん、ほとんどの方がそうですね(笑)。
Caoru:あと、お肌が敏感になってしまうと、肌に何かをして何とかしようという風に思ってしまいがちなんですけど。
そもそも肌が敏感になってる原因を理解をして、なぜそうなってるのか?っていうことに合わせて、もし例えば季節や環境の変化だったり、何か問題があればそれを改善することが大事ですよね。
あと、さっきKeikoさんがおっしゃっていた肌のことだけれども、免疫を高めていくっていうこと。
色々していくのが良いんですね。
肌だったら、肌のことだけで何とかするだけじゃないということを知っていることが大事ですね。
Keiko:そうですね。比較的多いのはお肌に色々とできてしまう人たち、申し訳ないのですけれどセンシティブな人が多いですよね。
気にしすぎてしまったり、イライラしてしまったり、気が休まらないという方が多いと思います。
だから今度は、マインドの方もケアをするために、香りを作ったり、香りをたいてもらったり、何かあった時のパニックに備えて何か処方をしたりとか。
Caoruさんがさっき言っていた両方からやっていくようにすることと、マインドもこんなに考えなくても大丈夫ですよっていうことを、自分に教えてあげなきゃいけないですね。
そのためには、結構話をしないといけないですね。
Keiko:日常的に楽しい映画を見るとか、心から笑うこととか、あとやはり自分を変えるということもよく教えているんですけど。
私も実は、過去に離婚とか大変なことをいろいろやってきてるんですね。
その経験のなかで、このやり方を知らなかったら多分生きてないかと思うぐらいすごいストレス体験なんですよ。
自分を変えるっていうのは、自分の性格を変えるんじゃなくて、自分がどのように受け入れるを変えるっていうことですよね。
Keiko:例えば、仕事一つでも私はいそがしいですけど、いそがしい!からわーーってなっちゃうのではなくてゲームをやってるような感覚で、次のチャレンジが来たと思って。
それをこなしたらステージクリア!みたいな形で考えるようにしていればストレスを受ける度合いが違うと思うんですね。
だから自分にとって、その何かが突然やって来ても、自分の受け止め方や考え方で変えていってあげるとリラックスできる癖がついてきて、自然に肌に影響してくるんじゃないかなって思うんですね。
Caoru:そうですね。
わたしの経験したことでは、すっごい心配性の方がいて。
過度の心配性で、何をやっていても大丈夫ですか?大丈夫ですか?って。
いったん手を止めてお茶を飲ませて、何がそんなに心配なの?って聞いてみたら、なんか昨日、前の日の夜から遡って、夜にこういうことがあってとか、この人はこうでとか、とにかく色んなことが出てきて。
要は、予定通りに行かなかったことで、ものすごく自分の気持ちがとてもせかせかしちゃっいて。
今日うまくいかないのは、前の日から遡ったことで集中できてないっていう風に言っていたから、ゆっくりお茶を飲んでもらって、あったことを全部話をしてもらって。
話が、そこに戻っても昨日には戻れないし、今日の朝うまくいかなかった時にも戻れない。
じゃあ、それは次からこうしていくしかないよね?って解決できるように。
起ったことに戻ってずっとイライラしてるよりも、今の時間にフォーカスして集中した方がいいよってアドバイスをしたりしました。
Keiko:そうですね、話をいろいろ話を聞いてあげたりすると、何か嫌なことがあっても一旦リセットして違う気持ちを変えて行こうと思ったり。
もしかしたらさっき嫌だったことが気持ちを変えることで、なんか大したことではなかったな~っていうこともある。
Caoru:そうですね。話をして、やっぱりうまくいかないことがあっても、気持ちを切り替えて今にフォーカスして、今を楽しまないと。
Keiko:そうです!過去にうまくいかなかったことにいちいちイライラ、イライラしてたらハッピーになれないよね!って。
Caoru:話すればすっきりして集中できるし、気持ちのリセットがうまくできないと、そういうことも肌だったり気持ちにすごく影響が出たりしますよね。
気持ちをリセットすることについて、Keikoさんのおすすめの方法ってありますか?
Keiko:そうですね。精油を使うことは気持ちのリセットにとても良くて、精油をたきながら、香りをかぎながら深呼吸をすると、今まで悩んでたことが落ち着いてくるし、呼吸が落ち着いてくるんです。
これは、パニック障害が起きやすい人にもおすすめする方法でやることがあります。
一本持っていてすごくいいのが、フランキンセンスですね。
特にアロマセラピーカンパニーのフランキンセンスは上質なので著名な方たちも品質の良さを絶賛してくれます。
Caoru:わたしも、フランキンセンスの香り大好きです!
Keiko:ゆっくり目を閉じて呼吸をして、気持ちを落ち着かせて。
呼吸を深くしてっていうのも、すごく肌にとっては大事だったりします。
Caoru:それは、すごく大事です!
Keiko:脳からの指令で身体全部に行きわたるので、例えば女性ホルモンも。
全てその脳をリラックスしてあげて、いいホルモンを沢山分泌して、そうするといい司令が出て、気持ちが明るくなったり、行動パターンのバランスが整えられるようになる。
これがものすごい大事なんですよね。
Caoru:みんなが、ちょっと思考を変えるという風になってくれると良いですよね。
Keiko:そうですね。本当に周りと自分がうまく付き合っていけたら、本当にいいなと思うんですよ。
アロマセラピーカンパニーの、やっぱりルイーズの処方って、副交感神経のスイッチをおしてくれるようなものが多いので、そういう部分では私にとって凄く大事なものですね。
Caoru:あと呼吸!、アロマセラピーカンパニの化粧品を使った皆さんが、やっぱりちゃんとっていうのもおかしいんだけど、呼吸をきちんとしてくれるので、それが合致して副交感神経が切り替えられる製品なんだってことに驚きました。
なかなか、セラピストとして見ててもどこにもないので。
そういうところから気持ちを変えるとか、整理とするとか、呼吸をするとか、脳をリラックスするのって凄いことなんですよ。
Keiko:そうなんです。
でも、そこからやっていくとが本当に大事だから、徐々に敏感じゃなくなっていくって、どこかで気が付いてくれたりするといいですよ!
Caoru:そうですね。
それも、やっぱりリセットすること大事なんですね。
Keiko:そうですね。私なんてすぐリセットしちゃいますよ(笑)
次のインスタライブでは、ホルモンバランスのなかでも女性ホルモンについてと、沢山のみなさんが使ってくれているフェミニンシリーズの話をします。
Caoru:ついに!ですね。
それは、楽しみですね。また次回もよろしくお願いします。
毎月インスタライブと連動している楽しいレッスン開催中です(オンラインZoom配信)
まだまだ続く本音トーク。
コラム連載は、毎月8のつく日に更新予定です。
次回の掲載を楽しみにおまちください。
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